パーチメントクラフトについて
パーチメントクラフトとは
起源は古く、ヨーロッパの修道院で始まったとされているパーチメントクラフト。
パーチメント(Parchment) とは本来羊皮紙を意味し、初期のパーチメントクラフトは羊皮紙にエンボス加工を施したものでした。
スペインの南米征服によって技法が南米に伝えられ、そこで高価な羊皮紙ではなく厚手の紙を使用したパーチメントクラフトが考案されたといわれています。
今では世界中にパーチメントクラフト愛好家がいますが、そのきっかけを創った方はコロンビア出身のマーサ・オスピーナ。
マーサは結婚を機にオランダに移住し、そこでオランダ語を教えて貰う代わりにパーチメントクラフトを教えていました。
キッチンから始まった交流が、いつしか世界へと羽ばたき、老若男女問わず親しまれているクラフトとなったのです。
日本には1990年代後半にクラフトの仲間入りをしています。
カードやウェルカムボード、クリスマス作品をはじめ、紙とは思えないような立体作品などとてもバラエティーに富んでいます。
基本工程
1. パーチメントペーパーにトレース(なぞり描き)
2. エンボス(凹凸感出す)
3. 様々な本数や形の針で穴開け
4. 専用のハサミでカッティング
パーチメントクラフトには多くのツールがあり、基本となる工程に付加していくことでその作品の幅は広がります。
パーチメントクラフトは繊細で、美しくまたは可愛く、まるでレースのような作品を創り出すことが出来ますが、誰でも、いつでも、どこでも出来るクラフトです。
ぜひパーチメントクラフトで制作する喜びを感じてみませんか。
パーチメントクラフトを体験してみたいと思われたら、こちらまで。